COOK INDIA

スパイスキット「COOK INDIA」は、LOVE INDIAメンバーのシェフたちが本気で監修する、出し惜しみなしのカレースパイスキットです。
シェフが厳選した1回分(3〜4人前)のスパイスセットに、何度も作れるシェフのレシピがついています。
さらに作り方は動画でも細かく紹介しているので、プロの手つきも、鍋の中も、コツがしっかりわかるはず。
食材を準備すれば、あとはいつでも、どこでも、あのシェフのあの味を作ることができます。
鍋から立ち上るスパイスの香りや音、ワクワクする気持ちもごちそうのうち。作ることと食べることの両方から、スパイスの楽しさに触れてください。

LOVE INDIAについて

カレー研究家・水野仁輔氏が発起人となり2011年に立ち上げた、日本人シェフの、日本人シェフによる、インド料理ファンのためのプロジェクト。毎年参加シェフが一同に会してターリー(インドの定食)を提供するイベントを行っています。

公式サイト
http://love-india.net/

公式SNS
https://www.facebook.com/LoveIndiaJapan
https://www.instagram.com/love_india_2011/
https://twitter.com/love_india2011

 

商品概要

 

【COOK INDIA01】
シバカリーワラ:山登伸介
ローストコリアンダーチキン

 

ローストしたコリアンダーが旅情を誘う
おつまみ感覚の大人味。

 

シバカリーワラの山登シェフが、南インド・ケララ地方のトディショップ(ヤシの実から作る地酒の居酒屋)で出会ったのは、野性味溢れるローストコリアンダーチキンカレーでした。地元の女性料理人たちが薪をガンガン焚きながらワイルドに調理し、香ばしい煙のただようなか、旅人も地元の人もできたてのカレーをつまんで楽しみます。しっかりローストされたコリアンダーと、ぴりりときいたブラックペッパー。めくるめく旅情を食卓に。

 

 

<調理動画>
(調理:水野仁輔 解説:山登伸介)

 

【COOK INDIA02】
和魂印才たんどーる:塚本善重
鶏ひき肉とナンコツキーマカレー

 

翌日の海苔弁もお楽しみ。
七味唐辛子とスパイスのハーモニー。

 

食材の国境を飛び越えてうまい料理を生み出す「和魂印才たんどーる」。なかでも「鶏ひき肉とナンコツキーマカレー」は、塚本シェフが焼き鳥のつくねからヒントを得た人気メニューです。
コリコリした食感と大量のクローブの香り、七味唐辛子の爽やかな風味。お店では梅干しをトッピングして、くずしながら食べるのが人気です。余ったら翌日、海苔弁にかけて炒り卵を添えたりするのもまたおいしい。マイルドなので、誰にでも愛される味です。

 

 

<調理動画>
(調理:水野仁輔 解説:塚本善重)

 

 

【COOK INDIA03】
南インド料理 葉菜:吉田哲平
ほうれん草と黒ごまのチキンカレー

 

野菜ってこんなに深みがあるのか。
「大地の味」を引き出すカレー。

 

自ら畑を耕す「葉菜」吉田シェフは、野菜の旨味を引き出すことに長けています。このカレーも、まるで土から抜いた野菜をまるごと使うがごとく、ホールスパイスをふんだんに使うところが特徴。ゴボウとほうれん草の土くささが、アジョワンシードの香りやフェヌグリークのほの甘さと相まって、鍋の中で深みのある味わいに変化します。
このドラマチックな展開、実際にキッチンで作って確かめていただきたいと思います。

 

 

<調理動画>
(調理:水野仁輔 解説:吉田哲平)

 

 

【COOK INDIA04】
ハバチャル:飯塚俊太郎
アチャーリーチキンキーマ

 

ライスにもスピリッツにも合う、
青マンゴーパウダーの香る爽やかなカレー。

 

アチャールは、インドの漬物。それだけでも酒のつまみになり、カレーの付け合わせとしてもいい仕事をする、にくい存在です。これは、そんなアチャールの材料でチキンキーマカレーができてしまう、ユニークなキット。
手掛けたのは常時15種類ほどのアチャールで飲ませるスパイシーな店「ハバチャル」の飯塚シェフ。投入のタイミングに合わせてパウダースパイスを2袋に分けてあるので、失敗も少ないはず。青マンゴーパウダーが香り、酸味とコクが効いていて、お酒もライスも止まりません。

 

 

<調理動画>
(調理:水野仁輔 解説:飯塚俊太郎)

 

 

【COOK INDIA05】
indo&more MAROLOGA Bhavan:磯邊和敬
アーンドラチキンカレー

 

スプーン1さじに宇宙が宿る。
未知の辛さ、そしてうまさ。

 

スパイスフリークにおすすめしたいのが、「マロロガバワン」の磯邊シェフによる「アーンドラチキン」。トマトをベースにした南インドアーンドラ地方のカレーです。お店ではカレーというよりつまみとして人気が高い一品料理です。じつはこちら、COOK INDIAシリーズのなかではスパイス量が抜きんでて多いのです。
最初の3口はさほど辛さを感じないかもしれません。けれども一口また一口と食べ進めるごとに、未知の辛さに行き当たるでしょう。ただ辛いだけでなく、グレイビーのように濃厚なソースのなかに、甘み、香り、うまみが複雑に混じり合っています。

 

 

<調理動画>
(調理:水野仁輔 解説:磯邊和敬)

 

【COOK INDIA06】
カッチャルバッチャル:田村修司
カッチャルバターチキン

 

人気店のレシピを初公開。
ナンと食べたいバターチキン。

 

 

「こがしニンニクが隠し味のバターチキン」は、「カッチャルバッチャル」の看板カレーです。生クリームとバターたっぷりの、他にない味わい。このレシピを、田村シェフが「カッチャルバッチャル」開店10周年を機に初公開。
作ってみて驚くのが、スパイスのチョイスです。ホールスパイスはカルダモンとシナモンのみ、けれどもこのシナモンが板ガム一枚分ほどのサイズなのです。独特の風味は、大胆なスパイスバランスあってこそ。ライスよりナン、もしくはパンが、絶妙にあいます。

 

 

<調理動画>
(調理:水野仁輔 解説:田村修司)

 

 

【COOK INDIA07】
spice kitchen MOONA:諏訪内健
チキンカレームーナムラ

 

乳製品を使わないカレーは
ハーブ使いと火入れがポイント。

 

ハーブとスパイスの力で味わい深いカレーを作り出すのが、「ムーナムラ」の諏訪内シェフ。材料も作り方もいたってシンプルで、これこそカレーの基本形。
大切なのは「火入れ」。動画でご紹介している通り、材料にしっかり火を入れることで香ばしさが増していくのです。
トマトを使わずにハーブを加え、切れ味のいいカレーに仕上げていくのも面白み。繰り返し作れば、カレー作りの骨格がわかり、好みのアレンジもできるようになるという、カレー作りに目覚めた人にもすすめたいキットです。

 

 

<調理動画>
(調理:水野仁輔 解説:諏訪内健)

 

【COOK INDIA08】
beet eat:竹林久仁子
ビートイートキーマカレー

 

ジビエ料理のように、
うまい脂を味わうキーマカレー。

 

 

「ビートイート」は、猟師であり料理人でもある竹林シェフの店。したがってジビエにも造詣が深く、手に入れた肉からパンチのある味わいを引き出します。
このキーマカレーも、ただの豚肉カレーではない深みが特徴。ネパール山椒やグリーンカルダモンの香りに、しっかり炒めた玉ねぎと、煙があがるほど火を入れたポークの脂の、甘く滴るような旨み。これらをりんごの甘酸っぱさが抱きとめて、エキゾチックで奥深い風味が生まれます。
もし猪肉が手に入ったら、このキットを忘れずに。脂の甘みとうまみがソースに染み出して、それはもう、忘れられない味になるはずです。

 

 

<調理動画>
(調理:水野仁輔 解説:竹林久仁子)

 

【COOK INDIA09】
ヘンドリクス:若林剛史
アーバンチキンカレー

 

音楽のように刺激的に
スパイスを使ってみる。

 

 

とんでもなく面白い料理と音楽が待っている裏原宿の”秘密基地”「ヘンドリクス」。ここのカレーもまたしかり、冒険と遊びが入り混じったスパイス使いが特徴です。
ローストパウダースパイスと粗挽きにしたホールスパイスを合わせてハーモニーを作り出していくのは、さながら音楽。そして「単純な味はきらい」という若林さんの考えを反映して、一口食べると、砕かれたスパイスがざらっと口に当たり、刺激的な香りが鼻に抜けていきます。そこがいい、そこがワクワクする。でこぼこ道を疾走するようなワイルドな味は、一度口にするときっとクセになります。

 

 

<調理動画>
(調理:水野仁輔 解説:若林剛史)

 

【COOK INDIA10】
Southern Spice:渡辺玲
チキンペッパーフライ

 

煮詰めたチキンのエキスと
多彩なスパイスがソースを作る。

 

 

インド各地の料理を伝道する「サザンスパイス」の渡辺氏がCOOK INDIAシリーズで紹介するのは、南インドのチェティナード料理、チキンペッパーフライ。八角をはじめ多彩なスパイスを用いて独特のフレーバーを生み出すこのチキンカレーは、南インドの風土と歴史を学ぶ上でも特徴的な料理です。
鍋の中を注視しつつガツンと火を入れ、その火を操りながら500グラム近い鶏もも肉のエキスを抽出します。このダイナミックさと繊細さ! インド料理の豊かな世界が見えてきます。

 

 

<調理動画>
(調理:水野仁輔 解説:渡辺玲)